保護猫に興味を持ち、里子として保護猫を迎えたいけど、どこから譲渡してもらえばいいの?という疑問がありますよね
保護猫の譲渡で一般的なのが譲渡会です
こちらは団体として活動されていたり、個人で活動されている方などが行っていることで、各都道府県のいろいろな場所で開催されています
まだまだ知らない方も多いかと思いますが、意外と皆さんのお住いのすぐ近くでやっていたりするものなんですよ
具体的な場所としては企業さんや市の施設を借りて行っていることが多いですね
保護猫活動をされている方々はSNSやブログを多用されていることが多いので、ご自宅の近くやお住いの県で検索すれば割と簡単に見つけることができ、譲渡会についての情報を知ることができます
ご友人に猫好きさんがいらっしゃるのであればその方に相談してみるのも良いですね、猫好きさん同士でSNS内でつながっていることもよくありますので、保護猫のことについて知っているかもしれませんよ
保護猫なのに譲渡の際にお金がかかるの?
そうですよね、そういった疑問やまだまだ知られていない保護猫のことについてもお伝えします
譲渡会のこと
保護猫団体さんが譲渡会を行うときはイベント形式が多いです
開催日で土曜日や日曜日が多いのは保護猫の里親さんを見つけてあげて、早く新しいお家で幸せになってもらいたいとなると、比較的皆さんが来場しやすい土、日に開催ってなりますよね
しかも預かりさんはボランティアやられている方が大半を占めているので、平日はお仕事をされている方も多いんです
譲渡会は毎回決められた特定の場所で開催されている方々もいらっしゃいますし、他のイベントとコラボ開催されていることもあります
開催日や場所は各保護猫団体さんにお問い合わせいただくか、保護猫団体さんのHPやブログ、またSNSをチェックしてみることをお勧めします
決して敷居の高いところではないので興味をもったらまず行ってみてください
保護猫カフェ
保護猫カフェは店舗の定休日以外は猫ちゃんにお会いすることができます
猫を飼いたいけど賃貸でペット不可のところに住んでいたりお家の方で猫アレルギーの方がいる、経済的な理由から、年齢の理由など飼いたくても事情があって飼えない方たちでも猫にふれあって癒されてほしい、もっと猫の魅力を知ってほしいというのが本来の猫カフェですよね
これとは違って譲渡型保護猫カフェというものがあります
こちらは保護猫の譲渡を目的としているカフェです、猫のリラックスしている状態を見ることができ、実際に近距離で触れ合うことができるお店も多いので保護猫を飼いたい方は遊びに行くのも良いかと思いますよ
ただし気を付けなければならないのが、すべての猫が譲渡対象ではないカフェがあるということです
というのはこちらのカフェのスタッフ【飼い猫】もいることがあるので、カフェに行った際に店員さんに確認したほうが良いですね
動物愛護センター
各都道府県の動物愛護センターで毎月行われています
東京都動物愛護相談センターから譲渡を受けるには (譲渡対象動物一覧)
東京都動物愛護相談センター(以下「センター」といいます。)からの譲渡の流れは以下のとおりです。
譲渡の流れ
- 飼い主になるための条件確認
○条件の内容はこちら- 飼う前の心構えと準備の説明(譲渡事前講習会)
○譲渡事前講習会のご案内はこちら- 犬・猫とのお見合い/適正な飼い方の説明(譲渡講習会)
○譲渡講習会のご案内はこちら- 書面等による手続き
飼い主になるための条件は?
譲渡を受けるための条件は以下のとおりです。
- 都内にお住まいで20歳以上60歳以下の方
- 現在、犬や猫を飼育していない方
- 家族に動物に対するアレルギーを持っている方がいない方
- 飼うことを家族全員が賛成している方
- 最期まで責任を持って飼い続けることができる方
- 経済的、時間的に余裕がある方
- 動物に不妊去勢手術による繁殖制限措置を確実に実施できる方
- 集合住宅・賃貸住宅の場合は、規約等で動物の飼育が許されている方
- 当センター主催の譲渡事前講習会を受講している方
譲渡費用は安くすむのですが、その後ご自身で病院に行き健康診断、不妊、去勢手術、マイクロチップの埋め込みや情報の登録をしなくてはいけません
マイクロチップを埋め込んで登録することにより、万が一脱走して迷子になってしまった時や天災により離れ離れになってしまった際などマイクロチップをリーダーで読み取りあらかじめ登録されている飼い主情報から再開できるといった利点があります
まだ義務化されてはいませんが安心はできますよね
このようにどから譲渡してもらうかによって手続きや譲渡費用、その後にかかる費用などもだいぶ変わってきます
保護猫団体のケース
我が家では保護猫団体【キャットレスキュー静岡猫の会】さんより里子を2頭迎えています
譲渡してもらう際の費用に、生体費用は含まれませんが保護猫の譲渡の際には基本お金がかかるんです
保護されてから譲渡するまでにかかった主なところでは検査やワクチン、避妊・去勢手術などの病院費ですね
営利目的ではなく生体販売も行っているわけではないのでそこに利益は発生していません
動物病院で健康チェックや不妊、去勢手術を行うのですが、譲渡費用の目安は\30000から\60000といわれています
幅があるのは地域性であったり、保護猫団体さんと病院の契約によっても変わると言っていました、また保護猫活動に強い関心のある獣医さんなどは処置費用を半額であったり、割引してくれたりするらしいので、そこでも差は発生しますね
動物病院主催の譲渡会もあったりしますよ
最後に
保護猫の譲渡会に行ってみるのはとてもいいと思います
いずれかの方法から里子に迎えるにしても猫に今後の生活で幸せになってもらいたいという思いで活動をしている方々が多いです
なので保護猫の譲渡には条件がいろいろあって大変ということも言われています
そちらについては保護猫を飼う条件が厳しいのは本当?のなかで説明していますので保護猫に興味をお持ちの方は参考にしてください
どこから猫を迎えるかは自由ですし、どこから迎えたのであったとしても幸せにしてあげたいですよね
猫はかわいがられていることをわかっています
飼い主さんが元気がないときはそばに来たりします
かわいがってあげていれば飼い主さんの少しの変化でも敏感に感じ取る子達なんです
どうかあなたの家族に迎えてあげてください
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