カメラで写真を撮ることに慣れてきたらA(Av)モードを使って前ボケや後ろボケの撮影にチャレンジしてみましょう
オートやPモードと違いもう少し詳細設定できるA(Av)モードですがなにも難しいことはありません！
F値を変えるとピントの合う範囲が変わる
と覚えておいてください、初めのうちはこれだけで十分です
せっかくの一眼カメラですからこのボケの演出は醍醐味の一つですね
A(Av)モードでできること
A(Av)モードで変更できるのはF値です。絞り優先とも言われます
正確には他にも変更できる設定はあるのですが、シャッタースピードは変更できないというほうが正しいですね
F値を変更させることでカメラが最適なシャッタースピードを決めてくれる半自動ということです
これにはISO感度というものが関わってきますが、ISO感度の説明はここでは省きます
F値を変えることで写真がどうなるのか
F値の数字はレンズによって様々ですが、数字が小さければボケは大きく、数字が大きければボケは小さい。ということです
もうこれだけ覚えておけば十分です！
1つの対象物を際立たせたり幻想的な写真を撮る際には周りをぼかすほうが効果的ですね
逆に風景写真や広角レンズでよりたくさんの情報を伝えたい時などは、ぼかすことをせずに隅々までピントの合った写真を撮ることが出来ます
ボケの演出ですが、対象物の後ろ(背景をぼかす)後ろボケと対象物の前をぼかす前ボケがあります
これはファインダー内ではできませんので液晶パネル部でピントを合わせたい場所をタッチし、どこにピントを合わせるかで簡単に撮影できます
これらボケの演出をするときにより効果的にする方法が【色の種類をできるだけ少なくする】です
できれば2色か3色にした方が対象物をさらに引き立たせることが出来るんです
ボケの演出に特化したレンズ
ボケはF値の数字を変更することで大きくぼかすのかぼかさないのかを説明しましたが、あらかじめレンズには決められたF値があります
簡単に説明しますと標準レンズや広角レンズよりは単焦点レンズの方がよりボケを作りやすいんです
これは単焦点レンズの方が単純に設定できるF値の数字が小さいからですが単焦点レンズというのはその字のごとく焦点距離の変更が出来ません
もっとわかりやすく言うとズーム機能が無いんですね
そうなると不便に思うかもしれませんが単焦点レンズというのは使ってみるととても面白いレンズなんです。その形からパンケーキレンズとも呼ばれています
しかも小さなF値は単焦点レンズにしか出せませんし、わりとお安く購入することが出来るため損はない1本です
カフェなどで撮影し、SNSに投稿される方にはもってこいのレンズなんです
どのレンズでもボケは出来る
単焦点レンズがより大きなボケを生み出すことが出来るというだけで他のレンズではできないということではありません
大切なのはどこにピントを合わせるかですね
遠くを撮ることに特化している望遠レンズですが、これであえて近くを撮影することによりボケを発生させることもできるんです
広角レンズでも同様にボケを発生させることもできますよ
最後に
ボケというと一昔前ですとピントが合っていなくて良くない写真、というふうに見られていたかもしれませんが、あえてボケを出すことによりそれを良い写真に変えてしまうのですから奥が深いですね
A(Av)モードを使うことによりさらに写真の幅が広がるのは間違いないですし、より自分らしい写真の表現ができるようになるのではないでしょうか
少しづつできることを増やしていけば確実にステップアップしていきますので、いろいろな撮影方法を楽しんでください
こんな方法を見つけたよ！などありましたらお問い合わせフォームからメールをいただけたら嬉しいです！
もちろんわからないことなどもメールいただけたらお答えいたします
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